日本反射材普及協会
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反射服で交通安全

[ 2011/2/8 ]

笠間署 城里で試着体験会

車のライトが当たると、ピカッと光る反射材が全面に編み込まれた特殊なジャンパーや帽子を広く知ってもらおうと、笠間警察署(菊池誠署長)は、城里町徳蔵の徳蔵集落センターで、地元の高齢者らを招き、試着体験会を開いた。
高齢者が夕暮れ時に買い物や散歩に出掛けて交通事故に遭うケースを少しでもなくそうと、地元の交通安全母の会と連携し、初めて企画。約30人のお年寄りがジャンパーやベスト、マフラーや帽子などを試着して、反射効果を確かめ合った。会場では、雨の日に効果的な傘や犬の散歩に便利なロープなども紹介され、初めて目にした来場者は、「とても目立つ。びっくり」と興味津々。
同署の石島利彦交通課長は「反射材が付いたタスキやバンドはこれまでもキャンペーンで配ったりして着用を呼びかけてきたが、実際にはなかなか利用してもらえないのが現実。
全面が反射して光る服や帽子なら、ドライバーにも、はっきり歩行者と認識してもらえる。夜の事故被害防止に着用が広がっていくといい」と話していた。
(平成23年1月25日付け 茨城新聞から転載)